慧日
えにち
名詞
標準
sun of wisdom
文例 · 用例
煩悩の氷厚ければ、これを割る仏の慧日、光芒をいや増す。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
お前が今、再びこの世に眼を開く時、さし出ずる慧日は必ずやお前に新なるものを見せるであろう。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
父は「本住院活法日觀信士、天明四年|甲辰十二月十七日」、母は「靈照院|妙慧日耀信女、文化十二年|乙亥正月十三日」で、並に橋場長照寺に葬られた。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
あそこには、一空和尚というえらい坊さんがいらしって、御自分の坊に、この界隈のおこども衆をおおぜい集めて、学問を教えておいでになりますから」「何という坊主だ」「慧日山金剛寺の、一空和尚でございますよ」「しからば、その坊主のもとへ、この金子を献じて参ろう。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
何ぞわたしに、急な用事でもできたのでございますか」 若松屋惣七方のうら手、小石川上水堀の端にある金剛寺は、慧日山と号し、曹洞派の名だたる禅林だ。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
それが、わかってみると、隣の慧日山金剛寺の一空さまなのだ。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
むろん誰が考えても無謀な考えにちがいないが、あの人はしばらくその無謀さに気がつかない。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
本当の恋を囁いている間に自身の芸術家の虫が、そろそろ頭をもたげて来て、次第にその虫の喜びのほうが増大して、満場の喝采が眼のまえにちらつき、はては、愛慾も興覚めた、という解釈も成立し得ると思います。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
作例 · 標準
仏教では、仏の知恵が世の中の闇を照らす様子を慧日に例えることがある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
寺の山号に「慧日山」と名付けられているのは、その教えが太陽のように衆生を導くことを願ってのことだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
慧日が昇るが如く、迷いの霧が晴れて真実の姿が見えてきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview