売薬店
ばいやくてん
名詞
標準
drugstore
文例 · 用例
巌丈一方の鉄筋コンクリイトのアパアトも、一階に売薬店があり、地坪は狭いが、四階の上には見晴らしのいい露台もあって、二階と三階に四つか五つずつある畳敷きの部屋も、床の間や袋戸棚も中へくり取ってあり、美しい装飾が施されてあった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
借主は売薬店になつて居た方を果物店に改めて、矢張り一方に宿屋をやつて居たのだが、うまく行かなかつたのであつた。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
保一くんは売薬店を開いていて、辛うじて生活していけるかいけぬの程度でありまして、ときどき兄の健吉くんに無心を言ったらしいですが、最近はかなりに困っていた様子です。
— 小酒井不木 『愚人の毒』 青空文庫
ことに都合のよいことには、自分が売薬店を開いていることです。
— 小酒井不木 『愚人の毒』 青空文庫
この老人は、本所横網に棲む、ある売薬店の隠居なるが、曾て二三の釣師の、此老人の釣狂を噂するを聴きたることありし。
— 石井研堂 『釣好隠居の懺悔』 青空文庫
それで毎日毎夜勉強を重ねたものですから、大分に肩が凝り、肩癖風を引いてどうにも仕方がないものですから、自分自ら血を取り、それからラサ府のシナ人の売薬店へ薬を買いに行って服みましたところがさっそく癒りました。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
作例 · 標準
夜遅くまで開いている売薬店は、急な体調不良の時に助かる。
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この町の小さな売薬店は、店主が薬の知識が豊富で信頼されている。
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「ねぇ、あそこの売薬店で、すごく効く風邪薬があるらしいよ!」
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