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歩武

ほぶ
名詞
1
標準
a step
文例 · 用例
悲しい事には吾々太陽の陪臣微々たる人間の目には堂々たる太陽の歩武がどちらに向いているという事がはっきり分らぬが、ただ周囲に動いている諸星の中でリーラ派のは速く動くように見え、カメロパルダリス派のは割合に吾等と歩調の差が少なく見えるから、先ず吾等は後の派に属するものと考えねばならぬ。
寺田寅彦 宇宙の二大星流 青空文庫
そして端なく眼を自分の方へ転じたと思うと、洋杯を手にしたまゝ自分の方へ大股で歩いて来る、其|歩武の気力ある様は以前の様子と全然違うて居た。
国木田独歩 運命論者 青空文庫
その歌に曰く、 大陸軍の歌   1青雲の上に古く、仰げ皇祖、天皇の大陸軍、道あり、統べて一なり、建国の理想ここに、万世、堂々の歩武を進む、精鋭、我等、我等奮へり。
北原白秋 夢殿 青空文庫
歩武の整然として訓練の能く行届いたは有繋に紅葉の統率の才の尋常でなかった事が解る。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
二人共に何れ劣らぬ優美の姿、適怨清和、曲に隨つて一絲も亂れぬ歩武の節、首尾能く青海波をぞ舞ひ納めける。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
それに対して吾輩が如何なる観察を下し、如何なる方法に依って研究の歩武を進めて来たか、且つ又、その研究によって摘発されたる第二回の発作の内容の説明が、如何に悽惨、痛烈、絢爛、奇怪にして、且つ、ノンセンスを極めたものがあるか。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
四 南支那の開發は、秦漢時代からその緒につき、晉室の南渡によつて、急にその度を進め、唐・宋・元・明と歩武を續けて、遂に南方は文化・戸口・物力すべての點に於て、北方を凌駕することになつた。
桑原隲藏 歴史上より觀たる南支那の開發 青空文庫
近時不幸、政友諸氏と意見を異にして歩武を共にするを能はず、故を以て党中の要局に当りて責任の位地に立つことを固辞したり。
木下尚江 自由の使徒・島田三郎 青空文庫
作例 · 標準
日本の近代化は、西欧諸国に追いつくための大きな歩武を記した。
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研究チームは、難病治療の確立に向けて着実な歩武を進めている。
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彼は先人の残した偉大な歩武を汚さぬよう、日々精進することを誓った。
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