貼り付け
はりつけ
名詞頻度ランク #40872 · 青空 2 例
標準
affixing
文例 · 用例
日の暮れるまでは影も見えず、夜はいつの間にか現われてガラスに貼り付けたように身動きせぬ。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
』 店の人も承知して灯を貸してやると、男は大きい膏薬を把り出して灯にかざしてゐたかと思ふと、不意にその膏薬を店の人の口に貼り付けた。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
』 善吉は思はず顔を出して、火鉢のなかを覗かうとすると、彼の二人は突然善吉の手を捉へて、大きい赤膏薬をその両方の眼にべつたりと貼り付けてしまつた。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
』 熱い膏薬を両眼に貼り付けられて、俄盲になつた上に、相手は兎もかくも侍ふたりである。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
一番多いのが就職口と高利貸で、親の脛を噛じって野球をやったり、女給の尻を嗅ぎまわったり、豆腐屋の喇叭みたいな歌を唄ったりした功労によって卒業免状という奴を一枚貰うと、そいつをオデコの中央に貼り付けて就職の権利でも授かった気で諸官庁会社を押しまわる。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
敬神家の翁の仕業であろう、傍に大きい、小さい、色々の御守護札が貼り付けてあった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
不審紙 子供の時分に漢籍など読むとき、よく意味のわからない箇所にしるしをつけておくために「不審紙」というものを貼り付けて、あとで先生に聞いたり字引きで調べたりするときの栞とした。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
短冊形に切った朱|唐紙の小片の一端から前歯で約数平方ミリメートルぐらいの面積の細片を噛み切り、それを舌の尖端に載っけたのを、右の拇指の爪の上端に近い部分に移し取っておいて、今度はその爪を書物のページの上に押しつけ、ちょうど蚤をつぶすような工合にこの微細な朱唐紙の切片を紙面に貼り付ける。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
作例 · 標準
書類の貼り付け位置がずれていて、担当者に指摘された。
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写真の貼り付け作業は、のりが乾かないうちに素早く行う必要がある。
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この展示物の説明文は、慎重に貼り付けを行ってください。
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