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颯と

さっと異読 サッと
副詞頻度ランク #11349 · 青空 0
1
標準
quickly (esp. actions)
文例 · 用例
こまかき雨ははら/\と音して草村がくれ鳴こほろぎのふしをも乱さず、風|一しきり颯と降くるは、あの葉にばかり懸るかといたまし。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
颯と風が吹いて來る、と、いまの天氣を消したやうに、忽ちかげつて、冷たい小雨が麻絲を亂して、其の苫に、斜にすら/\と降りかゝる。
泉鏡太郎 十和田の夏霧 青空文庫
コトコトと下駄の音して、何処まで行くぞ、時雨の脚が颯と通る。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
その小児に振向けた、真白な気高い顔が、雪のように、颯と消える、とキリキリキリ――と台所を六角に井桁で仕切った、内井戸の轆轤が鳴った。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
」 とはじめて親しげに名を言って、凝と振向くと、浪の浅葱の暖簾越に、また颯と顔を赧らめた処は、どうやら、あの錦絵の中の、その、どの一人かに俤が幽に似通う。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
わが寝返る音に、ふと此方を見返り、それと頷く状にて、片手をふちにかけつつ片足を立てて盥のそとにいだせる時、颯と音して、烏よりは小さき鳥の真白きがひらひらと舞いおりて、うつくしき人の脛のあたりをかすめつ。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
山風|颯とおろして、かの白き鳥また翔ちおりつ。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
その道筋に、夥しく沈めたる材木は、恰も手を以て掻き退ける如くに、算を乱して颯と左右に分れたのである。
泉鏡花 木精(三尺角拾遺) 青空文庫
作例 · 標準
彼女はさっと部屋を出て行った。
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雨が降り出す前に、洗濯物をさっと取り込んだ。
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子供はボールが飛んできたので、さっと身をかわした。
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2
標準
suddenly (esp. wind, rain, etc.)
作例 · 標準
風がさっと窓から吹き込んできた。
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空にさっと虹がかかり、すぐに消えてしまった。
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さっと雨が降り出し、あっという間に止んだ。
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颯と(さっと) — 幻辞.com