言上
ごんじょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
telling
文例 · 用例
白石はシロオテの裁断について将軍へ意見を言上した。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
燕も何かたいへんよい事をしたように思っていそいそと王子のお肩にもどって来て今日の始末をちくいち言上におよびました。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
」とさようしからばで言上するのを、老婦人は皆まで聞かず、「退りやと申すに。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
まず招待を受けた時には、すぐさま招待の御礼を言上しなければならぬ。
— 太宰治 『不審庵』 青空文庫
その時、和田左衛門尉さまは、はつと平伏なさいましたきりで、額の皺に汗をにじませ、しばらくは何も言上できぬ御様子でございましたが、やがて、例の訥々たる御口調で、甚だ唐突に、故右大将家御挙兵以来の義盛さま御自身の十数度にわたる軍功を一つ一つならべ立てたのでございます。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
九日、壬辰、常の御所の南面に於て、終日諸人の愁訴を聴断し給ふ、各藤の御壺に候して、子細を言上す。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
五日、甲※、将軍家、諸人の庭中に言上する事を聞かしめ給ふ。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
翌る日、御ところへ出仕して、昨夜、僧院へお話相手にお伺ひした事を言上いたしましたところが、将軍家に於いては、ただ軽く首肯かれただけで、別にその時の様子などを御下問なさるやうな事もなく、かへつて私のはうから、「禅師さまには、ふたたび京都へおいでになりたいやうな御様子でございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
作例 · 標準
その件について、上司に言上する必要があります。
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彼は秘密を言上しようとしましたが、結局思いとどまりました。
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裁判官に事実を言上し、事件の真実が明らかになりました。
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