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挽回

ばんかい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #23411 · 青空 128
1
標準
recovery
文例 · 用例
四十過ぎての蹉跌を挽回することは、事実そうたやすいことでもなかったし、双鬢に白いものがちかちかするこの年になっては、どこへ行っても使ってくれ手はなかった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
父は大家の若旦那に生れついて、家の跡取りとなり、何の苦労もないうちに、郷党の銀行にただ名前を貸しといただけで、その銀行の破綻の責を一家に引受け、預金者に対して蔵屋敷まで投げ出したが、郷党の同情が集まり、それほどまでにしなくともということになり、息子の医者の代にはほぼ家運を挽回するようになった。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
これでよし、いまからでも名誉挽回が出来るかも知れぬ、と私は素直に喜んでいた。
太宰治 善蔵を思う 青空文庫
わたしの父は流浪の末その器用さから芸が身を救けて東都の一部間の踊の師匠にはなったが、天才的の家系とのみ信じ切っている彼は、自分の卑賤に陥った身の上を運命にとのみかずけて、つね/″\世を恨み人を恨みながら家名|挽回の志は妙な方に持って行った。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
暫くすると、傍で見てゐた赭顔が、忽ち「あはあは」と笑つて、「さうなつては、もう挽回の望もない」と云つた。
森鴎外 金貨 青空文庫
その形勢を挽回しようとして、義雄が躍起になり、熱汗のでるのをうち忘れて奮鬪したのが、力の平均をます/\失はせたばかりでなく、「この野郎」とか、「畜生」とか云つて突き出すキユウを、どうしたはずみか上へ振り上げたのが、電燈の一つに當つて電球がこな微塵になつた。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
「もし我をして絶大の果断、絶大の力量、絶大の抱負あらしめば、我は進んで支那民族分割の運命を挽回せんのみ。
中島敦 斗南先生 青空文庫
明らかに、頽勢挽回である。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
作例 · 標準
試合の後半、チームは怒涛の攻撃で点差を挽回し、逆転勝利を収めた。
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彼は失われた信頼を挽回するため、地道な努力を続けた。
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経済の低迷から挽回するには、新たな産業の育成が不可欠だ。
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