革袋
かわぶくろ
名詞
標準
leather bag
文例 · 用例
これを集めて革袋に貯えておくと、一種の発酵を起していわゆるパルクが出来上がる。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
ところが、或る日のこと、彼女は一人の若者を見初めたので、その魔法を用いたのだが、下婢に欺かれて、若者の髪の毛のつもりで、実は居酒屋の店先にあった羊皮の革袋から※り取った毛を燃してしまった。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
すると、夜半に及んで、酒の溢れている革袋が街を横切って、魔女の家の扉口迄飛んで来たと云うことである。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
彼は非常に太っていたが、しかしいつかはそれよりもっと太っていたらしく、ちょうど猟犬のブラッド・ハウンドの頬のように、ゆるんだ革袋のような皮が、顔の周囲に垂れ下っていた。
— コナンドイル 『入院患者』 青空文庫
自分は偶然の思付からフートボールの革袋をむいてゴムへ一杯に空氣を吹き込んだ。
— 長塚節 『教師』 青空文庫
その瞬間である、偶然自由を得たイワノウィッチの右の手は、自分の腰に吊した拳銃の革袋を探っていたのである。
— 菊池寛 『勲章を貰う話』 青空文庫
座が定ると、不昧は自分の手で笈の蓋を開き、幾重にもなった革袋や箱包をほどいた。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
その代りに我れわれの持っている金を半分わけてあげると言って、重そうな革袋を出して渡した。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
作例 · 標準
旅人は腰に小さな革袋をぶら下げ、道中の食料を入れていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
昔の人は、貴重品を革袋に入れて肌身離さず持ち歩いたそうだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の工房には、色とりどりの革袋が天井から吊り下げられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
お土産に買ったハーブティーを、手触りの良い革袋に詰めてもらった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash