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手桶

ておけ
名詞
1
標準
pail
文例 · 用例
石松が、 「お静、湯沸いてるかい」 「少しあったと思うんだけれど……」 「手桶に一杯とってくんな」 と甲斐々々しい。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
きのうもお詣りに見えました」 手桶に水と樒とを入れて、半七は墓場へ行った。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
床几の前には冷たそうな小流があったから手桶の水を汲もうとしてちょいと気がついた。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
」と附添の者が叫んで、それを抱き上げ、私の見ている窓の下に連れて来て、用意の手桶の水を、ざぶりとその選手にぶっかけ、選手はほとんど半死半生の危険な状態のようにも見え、顔は真蒼でぐたりとなって寝ている、その姿を眺めて私は、実に異様な感激に襲われたのです。
太宰治 トカトントン 青空文庫
臺所の方で、今まで地面に凍りついて如何しても取れなかつた手桶などを、こつ/\敲いて持上げようとする音などが聞える。
有島武郎 青空文庫
最う、角の其の酒屋に隔てられて、此處からは見えないが、山へ昇る坂下に、崖を絞る清水があつて、手桶に受けて、眞桑、西瓜などを冷す水茶屋が二|軒ばかりあつた……其も十|年一昔に成る。
泉鏡太郎 月夜 青空文庫
「臺所の手桶に居る。
泉鏡花 夜釣 青空文庫
手桶の中に充滿になつて、のたくつてるから、それだから、遁げると不可いから蓋をしたんだ。
泉鏡花 夜釣 青空文庫
作例 · 標準
手桶に水を汲み、庭の草木に水をやった。
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温泉では、木製の手桶と椅子が用意されていることが多い。
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彼は手桶で金魚をすくって、子供に見せた。
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