わっせ
わっせ
名詞
標準
heave-ho!
文例 · 用例
」二十五 その莞爾々々の顔のまま、鍬を離した手を揉んで、「何んともハイ御しんせつに言わっせえて下せえやして、お庇様で、私、えれえ手柄して礼を聞いたでござりやすよ。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
」「たかい銭で買わっせえ。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
あの、樹の下の、暗え中へ頭|突込んだと思わっせえまし、お前様、苦虫の親仁が年効もねえ、新造子が抱着かれたように、キャアと云うだ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
奴等三方からかぶさりかかって、棒を突挿そうとしたと思わっせえまし。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
時に、はい、和尚様帰って、逢わっせえても、万々沙汰なしに頼みますだ。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
あぶれた手合が欲しそうに見ちゃあ指をくわえるやつでね、そいつばッかりゃ塩を浴びせたって埒明きませぬじゃ、おッぽり出してしまわっせえよ。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
鏡台の前に坐らせて、嗽茶碗で濡した手を、男の顔へこう懸けながら、背後へ廻った、とまあ思わっせえ。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
醤油で、ほっかりと煮て喰わっせえ、頬ぺたが落こちる。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
作例 · 標準
「さあ、 **わっせ** 、 **わっせ** 、みんなで力を合わせよう!」
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重い荷物を運ぶ際に、掛け声として「 **わっせ** 」と言った。
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祭りの高揚感の中、「 **わっせ** 」という声が会場にこだました。
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