移ろう
うつろう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
標準
to change (with the passage of time)
文例 · 用例
これらを省略して直ちに第三巻に移ろう。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
それ故、およそ一年中の夜明けという夜明けを知っていると言ってもよいくらいだが、夜明けの美しいのはやはり秋、ことに夏から秋へ移ろうとする頃の夜明けであろう。
— 織田作之助 『秋の暈』 青空文庫
さすがの佐伯もそんな部屋にいてはますます病気を悪くするばかりだとチリチリ焦躁を感じていたらしかったが、ほかのアパートや部屋へ移ろうとしない。
— 織田作之助 『道』 青空文庫
政治の実権が魯侯からその大夫たる季孫氏の手に移り、それが今や更に季孫氏の臣たる陽虎という野心家の手に移ろうとしている。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
丁度、その時、梁田政綱が放った斥候が、沓掛方面から帰って、「義元は今から大高に移ろうとして桶狭間に向った」旨を報じた。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
迷信譚はこれで止めて、処女作に移ろう。
— 泉鏡花 『おばけずきのいわれ少々と処女作』 青空文庫
◯これより本文に移ろう。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
もう少しで、お風呂場の屋根に燃え移ろうとするところであった。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to fade
作例 · 標準
例句