心得違い
こころえちがい
名詞
標準
imprudence
文例 · 用例
この心得違いは、二千五百年のむかし、釈尊の活躍しておられた印度にもかなりあったと見え、十三|外道(仏教外の哲学、真理外の邪法)とか三十種外道とかいう中に入れて、その説伏に釈尊は非常に骨を折られました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ほんとに私もあの時分に心得違いをしていたから、見処のあるお前さん、立派な悪党に仕立ててみようと、そう思ったんだがね。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
……先達って、奥様がお好みのお催しで、お邸に園遊会の仮装がございました時、私がいたしました、あの、このこしらえが、余りよく似合ったと、皆様がそうおっしゃいましたものでございますから、つい、心得違いな事をはじめました。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
嘉吉の我に返った処で、心得違いをしたために、主人の許へ帰れずば、これを代に言訳して、と結構な御宝を。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
もしそんなつもりで来る人があれば、その方が心得違いなんですから、大体その時代らしく、芝居としても都合のいいように拵えればいいわけなのだが、学者の考証家先生になると、なかなかそう行かない。
— 岡本綺堂 『久保田米斎君の思い出』 青空文庫
この段になっても、まだ、ああ、心得違いをいたしました。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」「心得違いをいたしまして……何とも申しようがございません。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
ここの停車場を、月の劇場の木戸口ぐらいな心得違いをしていた私たちは、幟や万燈には及ばずとも、屋号をかいた弓張提灯で、へい、茗荷屋でございます、旅店の案内者ぐらいは出ていようと思ったの大きな見当|違。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
作例 · 標準
自由を勝手気ままに振る舞うことだと思っているなら、それは心得違いだ。
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自分が一番偉いと勘違いするのは、甚だしい心得違いというものだ。
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若気の至りとはいえ、あのような心得違いを二度と繰り返してはならない。
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