紫っぽい
むらさきっぽい
形容詞
標準
purplish
文例 · 用例
乞食が食いものにかけたらそりゃ誰でも凄くなるぜ」 花田が撫で下げている紫っぽい翼に啓司は手を与えながら、「そんなにうまいかね、これがね。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
部屋全体に紫っぽい光線が差し込んで前幕と同じ日の夕方近くの様子。
— 宮本百合子 『胚胎(二幕四場)』 青空文庫
紫っぽい細い煙りは絶えず立ちのぼって王の頭の上に舞う。
— 宮本百合子 『胚胎(二幕四場)』 青空文庫
譲原さんというと、わたしにはNHKで会ったとき、あの人の着ていた紫っぽいちりめんの羽織を想い出す。
— 宮本百合子 『譲原昌子さんについて』 青空文庫
青草に横わって池を眺めると、今は樹間をこめる紫っぽい夕暮の陰翳まで漣とともにひろがり、白鳥ばかり真白に、白樺の投影の裡に伸びた。
— 宮本百合子 『わが五月』 青空文庫
そこの戸をあけたら、医員の白い上っぱりも一時に紫っぽい色に変った――すっかり窓が着色ガラスで張られているのだ。
— ――新しい社会の母―― 『モスクワ日記から』 青空文庫
紫っぽい着物がぱっと目に映えて、硝子越し、小松の生えた丘に浮かんで花が咲いたように見えた。
— 宮本百合子 『明るい海浜』 青空文庫
プラチナの細い上へ、大きく紫っぽいダイヤが、総彫刻の金指輪のとなりにあって、そぐわない手の上で、迷惑そうに光っていた。
— 続旧聞日本橋・その三 『鬼眼鏡と鉄屑ぶとり』 青空文庫
作例 · 標準
彼の顔色が少し紫っぽいように見えて、体調が悪いのではないかと心配した。
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新しく買ったシャツの色は、ネイビーというよりは少し紫っぽい感じだ。
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冷たい水に長時間入っていたので、唇が紫っぽくなってしまった。
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