調子を取る
ちょうしをとる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to beat time
文例 · 用例
手を出しているあいだは、調子を取るだけで渡らない。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
原稿を読んでいるかと思えるような調子を取ることが多かった。
— 豊島与志雄 『三木清を憶う』 青空文庫
尤も、その人々の顔の形や目の色や髪の毛の工合と照し合せて、全体の調子を取る為めに上に述べた眼下、唇辺の定石以外の処、即ち頬部に著けたり、頤に著けたりする婦人もある。
— 堀口九萬一 『東西ほくろ考』 青空文庫
手を出してゐる間は、調子を取る丈で渡らない。
— 夏目金之助 『三四郎』 青空文庫
際どく踏み応える時には、腰から上で調子を取るために、手に持ったものを放り出したくなる。
— 夏目漱石 『永日小品』 青空文庫
A女は当惑しまして、なるべくぼんやりした調子を取ることにしました。
— 豊島与志雄 『霊感』 青空文庫
とんと一つ調子を取るようにぐるりと廻って、それから真直に平らな歩調となり、向うの隅でまたとんと調子を取った。
— 豊島与志雄 『幻の彼方』 青空文庫
」 わたくしは女の言葉遣いがぞんざいになるに従って、それに適応した調子を取るようにしている。
— 永井荷風 『※東綺譚』 青空文庫
作例 · 標準
音楽に合わせて、彼は軽快に手で調子を取っていた。
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ドラム担当がビートを刻み、バンド全体がその調子に乗った。
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授業で、先生がピアノの伴奏で生徒に歌の調子を取らせた。
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