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山茶花

さざんか異読 さんざか・さんさか・さんちゃか・サザンカ
名詞
1
標準
sasanqua (Camellia sasanqua)
文例 · 用例
ゑゝ言ふ事を聞かぬ我まゝ者め、何うともお爲と捨てぜりふ言ひて心ともなく庭を見るに、ぬば玉の闇たちおほふて、物の黒白も見え分かぬに、山茶花の咲く垣根をもれて、書生部屋の戸の隙より僅かに光りのほのめくは、おゝまだ千葉は寢ぬさうな。
樋口一葉 われから 青空文庫
山茶花の花ややつでの花が咲いていた。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
時に、鶺鴒の声がして、火桶の炭は赤けれど、山茶花の影が寂しかつた。
泉鏡太郎 続銀鼎 青空文庫
山茶花 つばきはもと冬の花なり。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
“Nevermore” 空の蒼く晴れた日ならば、ねこはどこからかやって来て、庭の山茶花のしたで居眠りしている。
太宰治 青空文庫
山茶花が凛と咲いている。
太宰治 十二月八日 青空文庫
父には五つの歳に別れまして、母と祖母との手で育てられ、一反ばかりの広い屋敷に、山茶花もあり百日紅もあり、黄金色の茘枝の実が袖垣に下っていたのは今も眼の先にちらつきます。
国木田独歩 女難 青空文庫
うつし身のつひに果てなん極みまで  添ひゆくいのち正眼には見よ第三五課 家庭 私は紅山茶花を見るといつも思うのです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
作例 · 標準
冬の寒い季節に、庭の山茶花が鮮やかな花を咲かせた。
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山茶花の生垣が、隣家との境界線になっている。
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椿と山茶花はよく似ているが、花びらの散り方で見分けられる。
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