カバラ
カバラ
名詞
標準
kabbalah (Jewish mystic tradition)
文例 · 用例
セイロンではカバラゴヤと呼び、今もその膏を皮膚病に用い、また蒟醤葉に少し傅けて人に噛ませ毒殺す。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
それに、もう一つ法水さん、永い間|費って自然科学が征服したものと云うのが、カバラ教や印度の瑜伽派の魔術だけに過ぎないと云うこともね……」 法水は、神学との観念上の対立以外に、嘲笑を浴びたような気がしたが、ジナイーダは相手の沈黙を流眄に見て、いよいよ冷静に語を続ける。
— 小栗虫太郎 『聖アレキセイ寺院の惨劇』 青空文庫
この手相学は、手のひらの線と、その手の持つ顔や感情を研究することによって、手の所有者の性格と運命を知り出すという神秘学の一つで、もとカバラ猶太接神学者の一派と、印度の婆羅門宗に起こったものだ。
— 牧逸馬 『ヤトラカン・サミ博士の椅子』 青空文庫
カバラ学者すなわちカバリストの接神論は、えすらあるの苗である、ヤコブ家長の十二人の子から流れ出ている創世説に、その根拠をおく。
— 牧逸馬 『ヤトラカン・サミ博士の椅子』 青空文庫
メリット氏をして嫉妬の念を禁じ得させぬほどの正統的書物の数々に加え、人に知られたあらゆるカバラ研究家、悪魔主義者、魔術師の著作が奇怪にも蝟集されており、怪しげな錬金術と占星術の領域における知識の宝庫だった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
カバラ主義の『光輝の書』、ピーター・ジャミーの大聖アルベルト集、ゼツナー編のレイモンド・リュリー『偉大なる秘術』、ロジャー・ベーコンの『化学宝典』、フラッドの『錬金術の鍵』、およびトリテミウスの『賢者の石』が押し合いへし合いしていた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
両の人差し指で一連のカバラの印を結び、今や偽の擦れ声を捨てた深く虚ろな声で、恐怖の祭文の最初の言葉を怒鳴った。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
しかしどのようにしてこれらの関係を選び出し、それらの作用を充分に適用するかは、哲学または下からの推論ではなく、しばしばある種の天啓および上からのカバラ(ヘブライ神秘説)によってなされる。
— イェール大学で1913年に行った一連の講義 『近代医学の興隆』 青空文庫
作例 · 標準
彼は神秘思想に傾倒しており、特にカバラの数秘術を使って自分の運勢を占うのが日課だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
図書館の奥まった棚で、カバラの象徴である「生命の樹」について詳しく解説された古書を見つけた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「タロットカードのルーツを探っていくと、ユダヤ教の神秘主義であるカバラに突き当たるんだ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
現代のファンタジー作品においても、カバラの概念は魔法や召喚術のモチーフとして頻繁に登場する。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview