酒さ
しゅさ
名詞
標準
rosacea
文例 · 用例
オヤ/\乃公は隠して置いた酒さえも何時か他人の尻の下に敷れて了うのか、と自分の運命を詛ったのです。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
……その酒さえ、弱身のある人が来て対向いになると、臆面の無いほてった顔を、一皮|剥かれるように醒めるんだからの。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
酒さえ飲めばいくらでも出来ますので……」 巡査は気味がわるくなって逃げるようにこの家を飛び出した。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
」 おじさんは、渋々、僕と向い合った椅子に腰をおろして、「結局は、酒さ。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
何のかのと言って、それから、酒さ。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、……神様みたいないい子でした」
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
お前が家へ来てからももうかれこれ十五六年になるが、おれが酒さえ飲むといえばどんな時でも必らずあの猪口で飲むでいたが、談すには及ばないことだからこの仔細は談しもしなかった。
— 幸田露伴 『太郎坊』 青空文庫
で其の望を煽るために、最う福井あたりから酒さへ飮んだのでありますが、醉ひもしなければ、心も定らないのでありました。
— 泉鏡花 『雪靈續記』 青空文庫
作例 · 標準
伝統的な手工業は、機械化が進む現代でもその価値を失っていない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite