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自壊作用

じかいさよう
名詞
1
標準
(the act of) disintegration
文例 · 用例
ブルジョアジーの生活圏内に生活したものは、誰でも少し考えるならば、そこの生活が、自壊作用をひき起こしつつあることを、感じないものはなかろう。
有島武郎 広津氏に答う 青空文庫
その自壊作用の後に、活力ある生活を将来するものは、もとよりアリストクラシーでもなければ、富豪階級でもありえぬ。
有島武郎 広津氏に答う 青空文庫
おのづからなる自壊作用
種田山頭火 其中日記 青空文庫
そして、もし人間の心の中に悪魔が住んでいるものだとしたら、その亀裂の中から、残った人達を犯罪の底に引き摺り込んででもゆきそうな――思いもつかぬ自壊作用が起りそうな怖れを、世の人達はしだいに濃く感じはじめてきた。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
しかし、それには鬱然としたものが感ぜられて、なんとなくモヤモヤとした、いつかは犯罪とでもなりそうな、やがては夷岐戸島の秘密を中心にこの一座に起るであろう、自壊作用の兆ででもあるかに考えられるのだった。
小栗虫太郎 人魚謎お岩殺し 青空文庫
夷岐戸島の秘密、クイロスの絵画、里虹の生死――と次々に鬱積していったものが、いつとなく土台の底深くを、じりじりと蝕んでいて、やがては思いもつかぬ、自壊作用となって現われるのではないだろうか。
小栗虫太郎 人魚謎お岩殺し 青空文庫
ですから、今度の事件も、その結果当然の自壊作用だと、僕は信じているのですよ。
小栗虫太郎 後光殺人事件 青空文庫
たしかに、一つの特異な色彩とは云えるけれども、しかし土台の底深くに潜んでいて蜂窩のように蝕み歩き、やがては思いもつかぬ、自壊作用を起させようとするあの悪虫の力は、おそらく真昼よりも黄昏――色彩よりも、色合いの怖ろしさではないだろうか。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
作例 · 標準
核家族化が進む現代社会では、地域のコミュニティが自壊作用を起こしかねない。
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その組織は、内部分裂によって自壊作用が働き、崩壊してしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
過度な競争は、市場の健全な発展にとって自壊作用をもたらす可能性がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash