陸行
りっこう
名詞動詞-サ変
標準
go by land
文例 · 用例
本文には書いてないが、辻村は病院生活、約一ヶ月後に、漸く退院したが、猶お歩行を禁ぜられ、其後、更に三週間を、とある湖畔に送って、九月二十五日に、伊太利ミラノに出て、マルセーユヘ陸行し辻村は香取丸に便乗、近藤氏は、倫敦からアメリカを通って、故国の土を踏むことが出来たのである。
— 附「スウィス日記」の由来 『「続スウィス日記」発掘の始末』 青空文庫
彼の大洪水の時に當つて、大禹が水行陸行、奔走寧日無く、營として身を碎き心を勞したところは、殆ど其の形儀の標的であるとするのである。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
嚢中不足は同じ事なれど、仙台にはその人無くば已まむ在らば我が金を得べき理ある筋あり、かつはいささかにても見聞を広くし経験を得んには陸行にしくなし。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
他の八人は、木更津まで陸行し、鋸山に一泊し、鹿野山にも、亦一泊せむとする也。
— 大町桂月 『房州の一夏』 青空文庫
其陸行一月とあるを一日と改め讀むことは諸説皆一致せり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
然るに此の陸行一月の字は魏略及び三國志より出でたる梁書、北史を始め、太平御覽、册府元龜、通志、文獻通考等、一も一日に作れる者なければ輕々しく古書を改めんことは從ひ難き所なり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
其投馬國より水行十日陸行一月といへる距離も、奴國あたりより投馬までの距離を水行二十日と算するに比しては、無理なりとせず。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
値嘉島は今の五島なれば此より陸行して伊都に至るべき理なきことをば注意せられざりしと見ゆ、是れ著しき誤謬なり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
作例 · 標準
昔の旅人は、山道を何日もかけて陸行したものだ。
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船が使えないため、一行は目的地まで陸行するしかなかった。
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この荷物は、船便ではなく陸行で輸送されます。
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