骨相
こっそう
名詞
標準
physique
文例 · 用例
それからまた、この映画の中に描写された土人の骨相や風俗なども実に色々のことを考えさせる。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
さて、探偵小説の世界は空想的な、虚構のロマンスの世界であるが、新しい探偵小説には指紋だの、顯微鏡だの、化學分析だの、催眠術だの、犯罪骨相學だのと云つた、實際的な科學的要素も色々に點綴されて、一そう筋を複雜にし、興味を深めてゐるやうに思はれる。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
四 食堂骨相学 ある大衆的な食堂で見知らぬ人たちと居並んで食事をしていた。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
しかしまた郷里のような地理的に歴史的に孤立した状態で長い年月を閲して来た国の民族の骨相には、やはりその方言といっしょにこびりついた共通な特徴があるのではないかという疑いも起こるのであった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
また別なとき同じ食堂でこのかいわいの銀行員らしい中年紳士が二人かなり高声に私にでも聞き取れるような高調子で話しているのを聞くともなく聞いていると、当時の内閣諸大臣の骨相を品評しているらしい。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
相手は「まあ卜筮よりは骨相のほうがましだろう」と言っているようであった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
この二人の話を聞いてからなるほどそんな事もあろうかと思って試みに当代ならびにその以前の廟堂諸侯の骨相を頭の中でレビューしながら「大臣顔」なるものの要素を分析しようと試みたのであった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
ちょうど数寄屋橋を渡って、最近出来たばかりの省線のガードの手前を左へ入った処に、その骨相家の看板が出ていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
彼は骨相が良いから、将来は大物になるに違いない。
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占い師に、あなたの骨相は知的な探究心に溢れていると言われた。
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昔の人は骨相を見て、その人の運勢や性格を判断したという。
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