幻辞.com

糂汰

じんだ異読 じんた
名詞
1
標準
salted rice-bran paste for pickling
文例 · 用例
これは徒然草の中に、世捨人は浮世の妄愚を払ひ捨てゝ、糂汰瓶ひとつも持つまじく、と云ふ処から出て居るのださうでありますが、全くこの庵にも、糠味噌壺一つ無いのであります。
尾崎放哉 入庵雑記 青空文庫
薄暗いランプの光で寒竹の皮をむきながら美しい絵を思い浮べて、淋しい母の横顔を見ていたら急に心細いような気が胸に吹き入って睫毛に涙がにじんだ
寺田寅彦 森の絵 青空文庫
彼の吐いたものは泥の代りに血ににじんだ臓腑であった。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
獣の血臭いにおいがして翁の唇の端から血の色がうっすりにじんだ
岡本かの子 富士 青空文庫
「さうしたらあの氣詰りな丸善も粉葉みじんだらう」 そして私は活動寫眞の看板畫が奇體な趣きで街を彩つてゐる京極を下つて行つた。
梶井基次郎 檸檬 青空文庫
きょうは三月なかばの花見|日和といううららかな日で、ぶらぶら歩いている二人のひたいには薄い汗がにじんだ
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
十四人が、汗のにじんだ手拭をさげ、石鹸は一ツも持たずに、マッチ工場から、貧民窟とは反対側の雑草が青濃く茂っている広場を横ぎった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
二日目の朝、頬冠りを取って顔を洗っていると、祖母は、彼の頭に血がにじんだ跡があるのを見つけた。
黒島傳治 まかないの棒 青空文庫
作例 · 標準
祖母が作るきゅうりの糂汰漬けは、夏には欠かせない一品だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
糂汰に漬け込むことで、野菜の旨味が引き出される。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
伝統的な漬物を作るため、糠床に糂汰を加えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
2
標準
mashed green soybeans
作例 · 標準
ずんだ餅に使われる糂汰は、枝豆の豊かな風味が特徴だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
お盆には、収穫したばかりの枝豆で糂汰を作ってお供えする。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は東北地方出身で、糂汰を使った料理には目がない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash