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低唱

ていしょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
hum
文例 · 用例
仮装舞踊会のように私は日覆いして夜の明けるのを待ったのだが、タンゴの太い曲線が寝床の夢を誘うように、彼女が夢のなかで、宵闇せまればレジエント街の並木道を満艦飾の女が馬車でカールトン・バアで卸して頂戴ネと馭者に云う と、低唱しながら屡々、ちえ!
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
踊場のシャンデリヤが消えて部屋が薄暗くなると、踊子達が流行歌を低唱しながらダンスを始めた。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
暗がりの中を詩を唱ったが、低唱してやがて聞えなくなった。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
あわれな声で、青葉しげれる桜井の、里のわたりの夕まぐれ、 と廊下で繃帯を巻きながら、唐糸の響くように、四五人で交る交る低唱していた、看護婦たちの声が、フト途切れたトタンに。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
福富さんがめづらしくも来訪、長谷さんと同道して、共に散歩、映画見物、浅酎低唱といつたやうなことになつたが、いつもとはちがつて気持がよかつた、多謝々々。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
あんまり好い月夜なので、ドン・ホルヘもつい、うろ覚えの南部ヘレス産の黄葡萄酒・北部リオハ産の赤葡萄酒なんかと、むかし主馬頭夫人がやったように月を仰いで低唱しようとしたところが、やっぱりいけない。
血と砂の接吻 踊る地平線 青空文庫
左近の云つたことを敷島のゆうべ以來の言葉振りや樣子に照らして見ると、かの女の「初會惚れ」云々の唄もまんざら無意味に低唱したのではなからうかとも思はれる。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
そこには七八人の男女が入乱れて、南無妙法蓮華経を低唱しながら、てんでに勝手な舞踊をつづけている。
原民喜 西南北東 青空文庫
作例 · 標準
彼女は子守歌を低唱し、赤ちゃんを寝かしつけた。
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彼は静かに詩を低唱しながら、窓の外を眺めていた。
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メロディを低唱すると、心が落ち着いた。
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