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悪見

あっけん
名詞
1
標準
文例 · 用例
脚本作者が、役者のがらに当てはまつた性格を書くと言ふことは、芸道の本質と言ふものを、単純に見たがる、謂はゞ頑是ない議論家たちは、罪悪見た様に言ひ相です。
折口信夫 芝居に出た名残星月夜 青空文庫
そこのお主婦さんは歌人とかで、吾々一同揮毫を求められたが、どれも歌人になる資質がないと見えて、俗悪見るに耐えない筆跡である。
戸坂潤 『唯研ニュース』 青空文庫
丹羽文雄の「現代史」は形だけの変貌の悪見本だ。
坂口安吾 通俗と変貌と 青空文庫
文士というものは審美眼というものを持たないのか、こんな俗悪見るに堪えないものばかりを座右に置いて平気でおられるとすれば、汝は美的趣味というものを持たないのだ。
北大路魯山人 墨蹟より見たる明治大正の文士 青空文庫
第九願、諸の有情をして天魔|外道の纏縛、邪思悪見の稠林を解脱せしめ、正見に引摂せしむるの願。
亀井勝一郎 大和古寺風物誌 青空文庫