小板
こいた
名詞
標準
small plank
文例 · 用例
船には家があり横の両側には二台ずつの軽い小板の水車が廻っていた。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
客は毛受けという地紙なりの小板を胸の所へ捧げ、月代を剃ると、それを下で受けるという風で、今と反対に通りの方へ客は向いていた。
— その頃の床屋と湯屋のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
そして、その金属の蓋の真ん中を打ち抜いて、円いセルロイドの小板が嵌め込んであるものであった。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
鋳鉄の小板がキラキラと閃めき、長劔が鞍にあたつて音を立てる。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
徳川さんは、紺のレインハットに、ゲートルに地下足袋のいでたちで、私の乘つてゐた座席へ轉り、雨の中を私達の乘つて來た機關車は小板谷へ登つて行つた。
— 林芙美子 『屋久島紀行』 青空文庫
小板谷へ行つてみたかつたが、寒さがきびしいと聞き、肺炎にでもなつては災難だと、そのまゝトロッコに乘つて山を降りることにした。
— 林芙美子 『屋久島紀行』 青空文庫
ゆきずりの、我小板橋しら/\と、一重のうばら、いづくより流れかよりし、君まつと、ふみし夕べにいひ知らず、しみて匂ひき――と、私は口のうちで、石の上露子の詩をうたって見ていた。
— 長谷川時雨 『朱絃舎浜子』 青空文庫
愛護一部始終を語ると、敬ひ畏んで、臼の上に小板を敷き、荒菰を敷いて、米を賀茂の流れで七度清めて、土器に容れて献る。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫
作例 · 標準
壊れた棚の隙間を埋めるために、ホームセンターで手ごろな大きさの小板を買ってきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
職人が繊細な彫刻を施した小板は、和室の床の間を飾る立派な置台になった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
DIYでスパイスラックを作るため、厚さ1センチほどの小板を数枚切り出した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview