利達
りたつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
fame
文例 · 用例
人の社會に在つて遭遇する事象は百端千緒であるが、一般俗衆がやゝもすれば發する言語の『福』といふものは、社會の海上に於て、無形の風力によつて容易に好位置に達し、又は權勢を得、富を得たるが如き場合を指すので、彼は福を得たといふものは、即ち富貴利達、若くは富貴利達の斷片的なるものを得たといふのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
彼は功名と利達と事業とに手を出すべき多くの機会ありたることを記憶せよ。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
妻子珍宝富貴利達、皆書中に在り、即ち読書は万能である。
— 市島春城 『読書八境』 青空文庫
尚お之より以外には財産の増殖に余念なき者もあれば、功名利達に熱心なる者もあり。
— 福澤諭吉 『人生の楽事』 青空文庫
尚ほ之より以外には財産の増殖に餘念なき者もあれば、功名利達に熱心なる者もあり。
— 福澤諭吉 『人生の樂事』 青空文庫
ましてこの乃公は、不肖ながらも、富貴利達を、目的とする、鄙劣漢ではないつもり。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
私は反対の方へ降りたつもりで、逆にまたU町へ戻って来たのだ。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
」 一分間ばかりたつと、その戸口へよく肥った、頬の肉が垂れ、眉毛が三寸くらいに長く伸びている老人がチャンチャンコを着て出てきた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
作例 · 標準
若いうちは利達を求めて奔走したが、年を重ねて心の平穏を望むようになった。
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世俗的な利達に固執せず、自分の信じる道を突き進みたい。
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出世や利達といった成功の尺度は、時代とともに変化していく。
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