切り込み
きりこみ
名詞頻度ランク #32772 · 青空 23 例
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cut
文例 · 用例
髪はまだ下さないで、金襴、染絹の衣、腺病質のたちと見え、透き通るばかり青白い肌に、切り込み過ぎたかのようなはっきりした眼鼻立ち、男性的な鋭い美しさを持つ青年でした。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
間もなく塩引の鮭の刺身やいかの切り込みなどと酒が一本黒い小さな膳にのって来る。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
小十郎はちゃんとかしこまってそこへ腰掛けていかの切り込みを手の甲にのせてべろりとなめたりうやうやしく黄いろな酒を小さな猪口についだりしている。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
よしきた、やっつけで、暗いうちからコツコツコツコツコツ、なにしろ、切り込みでも容易なこっちゃねえんで、やっと用意が出来て、さあいつでも来やがれとなったところで、たった八人、それもあまりものの。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
「いや、昨日の御行啓の後でして、なにしろ、樺太庁のお役人は来る、新聞記者は騒ぐ、それに軍人、商人、何々団員で、すっかり満員の大盛況で、実は家内中へとへとになったところで、今朝の切り込みで、それで見事にスカ喰ったんですからな。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
前頸部より非常に深く切り込みたる創あり。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『病院横町の殺人犯』 青空文庫
第四はジャワ等諸島に住むガルス・ヴァリウス、全く頷毛なく冠大にして切り込みなく、頷垂れただ一なるのみ、羽色多く緑で家鶏との間種は稀に種を伝う。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
問題は、ナイフの最初の切り込み方にあるんだ。
— 大阪圭吉 『花束の虫』 青空文庫
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