邪教
じゃきょう
名詞
標準
heretical religion
文例 · 用例
まかり間違うと、鼻持ちならぬキザな虚栄の詠歎に似るおそれもあり、または、呆れるばかりに図々しい面の皮千枚張りの詭弁、または、淫祠邪教のお筆先、または、ほら吹き山師の救国政治談にさえ堕する危険無しとしない。
— 太宰治 『父』 青空文庫
社会の風教を乱すような邪教|淫祠、いかがわしい医療方法や薬剤、科学の仮面をかぶった非科学的無価値の発明や発見、そういうものに世人の多くが迷わされて深入りしない前にそれらの真価を探求したい。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
君の信仰しているものは、それは邪教の偶像だ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
いづれにしても禁断の邪教、切支丹婆天蓮の輩に相違あるまじと云ひ放つ。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
そうして、キリスト教と邪教とをひとしく心に刻するのは正しい議論である、なぜなれば、キリスト教を詐りよそおったユダは悪漢であったと彼は論じた。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
甚だしく愚かな者は邪教や脇道・枝道に入り、最も狂った者は自殺してしまう。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
あるいは異国の邪宗門を信仰する一種の邪教徒ではあるまいかと、小坂部は想像した。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
敵か味方か気違いか、あるいは一種の聖者か邪教徒か、なんだか正体の知れない異国の眇目の男に、自分たち三人はその運命を托しているのである。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
作例 · 標準
雪景色の中、寺院は静寂(じゃくじょう)に満ちていた。
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長年の修行の末、彼はついに悟りを開き、寂静(じゃくじょう)の境地に至った。
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都会の喧騒を離れ、静寂(せいじゃく)と寂静(じゃくじょう)を求めて旅に出た。
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