摯
摯
名詞
標準
文例 · 用例
婀娜っぽい、かろらかな微笑の裏に、真摯な熱い涙のほのかな痕跡を見詰めたときに、はじめて「いき」の真相を把握し得たのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
かくて古来真摯な芸術家が、謂はば伝説的怪物の如き印象を遺して逝つたことは示唆深きことである。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
とまれ、必要以上に真摯だ、つまり、感情的に真摯だといふことが云へるのではありますまいか。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
で、彼は自分が、他にとって、決して真摯な愛に相当しないことをさとって、自らもジョーカーとなったのである。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
だが、あなた方は、私たちを資本家と思っている」ストキは、その話にだんだん熱と真摯とを加えた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
しかしてこの作の主人公と著者とは別人なるべきも、著者はいわゆる文学者の列に加えらるべき人に非ずして、主人公ヨブと似たる経験を持ちし所の敬虔摯実なる人なりしは明かである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
およそ深刻摯実なる魂の所有者は皆そうであった。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
これキリスト以前に生まれし摯実なる心霊の来世探究史として、見逃すべからざる箇所である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
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摯(し)は、古代中国の伝説上の人物で、帝になったとされる人物である。帝嚳の長男で堯の兄にあたる。
出典: 摯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0