霊屋
たまや
名詞頻度ランク #23880 · 青空 58 例
標準
mausoleum
文例 · 用例
この霊屋の下に、翌年の冬になって、護国山妙解寺が建立せられて、江戸品川東海寺から沢庵和尚の同門の啓室和尚が来て住持になり、それが寺内の臨流庵に隠居してから、忠利の二男で出家していた宗玄が、天岸和尚と号して跡つぎになるのである。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
この人々の中にはそれぞれの家の菩提所に葬られたのもあるが、また高麗門外の山中にある霊屋のそばに葬られたのもある。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
上では弥一右衛門の遺骸を霊屋のかたわらに葬ることを許したのであるから、跡目相続の上にも強いて境界を立てずにおいて、殉死者一同と同じ扱いをしてよかったのである。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
霊屋のそばにはまだ妙解寺は出来ていぬが、向陽院という堂宇が立って、そこに妙解院殿の位牌が安置せられ、鏡首座という僧が住持している。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
うららかな日和で、霊屋のそばは桜の盛りである。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
もうこんりんざい、だんななんぞに幽霊屋敷や化け物話を聞かせるこっちゃねえ。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
ひと口にいったら、芝のあの三縁山へお成りになって、そこに祭られてある台徳院殿さまの御霊屋に、ぺこりとひとつ将軍家がおつむりをお下げになるだけのことですが、下げる頭が少しばかり値段の高い八百万石のおつむりですから、事が穏やかでないのです。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
大僧正がお介添えまいらせて、予定のとおり御霊屋へご参拝が終わると、ご接待というのは塩花お白湯がたった一杯。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
壮麗な彫刻が施された霊屋の前に立つと、歴史の重みに圧倒される。
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歴代藩主が眠る霊屋を清掃するために、地元の保存会が集まった。
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雪の中に静かに佇む霊屋の風景は、静謐な美しさを湛えている。
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