閃き
ひらめき
名詞頻度ランク #40646 · 青空 254 例
標準
flair
文例 · 用例
ただ、しゅくしゅく鳴きながら苦しみを訴える鹿の眼の懸命に戸惑う瞳の閃きに一点の偽りもないのを見ると掻き抱いてやり度いようだった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
この時代の彼の外観には何らの鋭い天才の閃きは見えなかった。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
間近い城東電車のポールが電力線にスパークする光なのだが、小初は眺めているうちに――そうさ、自分に関係のない歓楽ならさっさと一|閃きに滅びてしまうがいい、と思った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
そして、何のために呼び止めたか、どんな種類の女であるかを頭の中にす早く考へてみた時、「素人の賣笑婦」と云ふその想像が瞬間に閃き過ぎた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
そして、時には自己に迫つてくる処の者に対して、冷たいばかりの鋭さを持つた智の閃きで応酬する。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
けれども、それよりして奥入瀬川の深林を穿つて通る、激流、飛瀑、碧潭の、到る処に、松明の如く、灯の如く、細くなり小さくなり、また閃きなどして、――子の口の湖畔までともなつたのは、この焚火と、――一|茎の釣舟草の花のあつたことを忘れない。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
二十 赤城様――得三様 普門品、大悲の誓願を祈念して、下枝は気息|奄々と、無何有の里に入りつつも、刀尋段々壊と唱うる時、得三は白刃を取直し、電光|胸前に閃き来りぬ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
精神錯乱したるその瞬息に、懐なりし出刃は渠の右手に閃きて、縁に立てる男の胸をば、柄も透れと貫きたり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
作例 · 標準
彼の料理には独特の閃きがあり、いつも意外な組み合わせで客を驚かせる。
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若手デザイナーの閃きを感じさせる斬新なドレスが、ランウェイで注目を集めた。
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天才とは、日々の努力の上に一瞬の閃きが重なった者のことを言うのかもしれない。
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標準
insight
作例 · 標準
難問に突き当たっていた数学者が、お風呂の中で突然の閃きを得た。
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彼女の鋭い閃きによって、未解決だった事件の真相がようやく明らかになった。
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会議が停滞していた時、新入社員のちょっとした閃きが突破口となった。
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標準
waving (e.g. of a flag in the wind)
作例 · 標準
遠くの船から送られる旗の閃きを、見張り番は双眼鏡でじっと見つめていた。
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夕日に照らされたススキの閃きが、野原一面に広がっていて美しい。
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競技場のスタンドでは、応援団が振る大きな旗の閃きが絶え間なく続いていた。
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