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餢飳

ぶと
名詞頻度ランク #31718 · 青空 0
1
標準
deep-fried mochi (Heian period)
文例 · 用例
雨の降る日(兄のうたへる)萩原朔太郎雨の降る日の縁端にわが弟はめんこ打つめんこの繪具うす青くいつもにじめる指のさき兄も哀しくなりにけり雨の降る日のつれづれに客間の隅でひそひそとわが妹のひとり言なにが悲しく羽根ぶとん力いつぱい抱きしめる兄も泣きたくなりにけり
萩原朔太郎 雨の降る日 青空文庫
一、名辞が早く脳裡に浮ぶといふことは、尠くも芸術家にとつては不幸だ。
中原中也 宮沢賢治の世界 青空文庫
名辞が早く浮ぶといふことは、「かせがねばならぬ」といふ、二次的意識に属する。
中原中也 宮沢賢治の世界 青空文庫
それなのに何時も私の心にはキチツと決つた風景が浮ぶところをみれば、或ひは潜在記臆とでもいふものがあつて、それが然らしめるのではないかと、埒もないことを思つてみてゐるのである。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
彼はそれを酒ぶとりであると言って、こうからだが太って来ると、いよいよ危いのだ、と小声で附け加えた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
僕の部屋の窓を夜どおし明けはなして盗賊の来襲を待ち、ひとつ彼に殺させてやろうと思っているのであるが、窓からこっそり忍びこむ者は、蛾と羽蟻とかぶとむし、それから百万の蚊軍。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
「……フン、そりや彼奴の云ふのにも本当はある――」「けれどもだ、……けれどもそれでは此方が困る……」 そこへ、「何方にも一理ある場合は親の方を子は聴入れなくつちやァ不可ない」といふ、常々云つてる言葉が飜然浮ぶと、彼は解決を得た喜びに敷居の辺りを意気ある眼で睨んだ。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
一、名辞が早く脳裡に浮ぶといふことは尠くも芸術家にとつては不幸だ。
中原中也 芸術論覚え書 青空文庫
作例 · 標準
平安時代の貴族たちの宴会メニューを再現したという展示では、「ぶと」と呼ばれる油で揚げたお餅のようなお菓子が紹介されていた。
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「源氏物語」などの古典文学を読むと、当時の宮中行事の際にこの餢飳ぶと)が神仏への供物として用いられていたことがわかる。
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現代のかりんとうやドーナツのルーツとも言える餢飳ぶと)は、唐から伝来した非常に贅沢な唐菓子の一つだったようだ。
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