使い走り
つかいばしり異読 つかいはしり
名詞動詞-サ変
標準
running errands (for someone else)
文例 · 用例
そして危くむこうからも急ぎ足で来る人――使い走りをするらしい穢ない身なりの女だったが――に衝きあたろうとして、その側を夢中ですりぬけながら、ガンベといっしょに来た時のように制帽を懐ろにたくしこんだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
お金持の使い走りは、いやだった。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
東京へ帰って来てからは私はただもう闇屋の使い走りを勤める女になってしまったのですもの。
— 太宰治 『貨幣』 青空文庫
けれども、私はこのように下等な使い走りの生活においても、いちどや二度は、ああ、生れて来てよかったと思ったこともないわけではございませんでした。
— 太宰治 『貨幣』 青空文庫
ああ、印刷所では、私の無智の作品は、使い走りの小僧にまで、せせら笑われているのだ。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
父は若いときから玄関番や使い走りに人から使われおち/\机に向って勉強したことがない。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「娘の子も下町で十五になると、かれこれ役に立ちますな」 その姉娘が主婦の形で、お店から小僧一人を力仕事や使い走りの手伝いに寄越しといて貰えば、結構、家の中も切り盛りしますれば、妹たちの面倒もみる。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたしは内弟子として師匠の飯の給仕や使い走りの暇をみて、師匠の言い付け通り、そこに在り合うお飯櫃のようなものに向い、それを客と見立てゝ、扇を片手におべんちゃらや軽口を稽古しながら眼に涙は絶えなかったことだけを聞いて置いて貰う。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
彼は子供の頃から近所の人の使い走りをしてお駄賃をもらっていた。
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ただの使い走りに終わらず、現場で仕事を盗んで覚えるのが大切だ。
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部長の使い走りをさせられるのは、若手の登竜門のようなものだ。
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標準
errand boy
作例 · 標準
昔の商店には、御用聞きや使い走りの少年が何人もいたものだ。
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「僕は君の使い走りじゃないんだぞ」と彼は怒って帰ってしまった。
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使い走りの男が、息を切らして伝言を伝えに来た。
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