幻辞.com

あいの風

あいのかぜ
名詞
1
標準
wind that blows from north to north-east during spring and summer along the coast of the Sea of Japan
文例 · 用例
空は美しく谷あいの風は新鮮であった。
渡邊温 薔薇の女 青空文庫
煙草のけむりが濛々と部屋に立ちこもり、誰か一こと言い出せば、どっと大勢のひとの笑いの浪が起って、和気あいあいの風景である。
太宰治 火の鳥 青空文庫
煙草のけむりが濛々と部屋に立ちこもり、誰か一こと言ひ出せば、どつと大勢のひとの笑ひの浪が起つて、和気あいあいの風景である。
太宰治 火の鳥 青空文庫
あいの風よ、親にいってくれないか、私は越の国の武生の国府にいて難儀をしているから、お前があっちへ行くのなら親に報せてくれ この歌のあひの風はハ行になっているために、お前の心と私の心が合うという風に解釈されてきたが、やはりもとは饗の字に当るアエ・アイと同じ、たよりをもたらす意味だったのである。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
作例 · 標準
あいの風に乗って列車は駅を離れた。
春のあいの風が気持ちがいい。
あいの風は北陸地方の列車である。
あいの風で通勤時間を短縮できた。