多欲
たよく
名詞形容動詞
標準
greed
文例 · 用例
その邪鬼の口供の概略をあげてみると、喬生は、伏して念う、某、室を喪って鰥居し、門に倚って独り立ち、色に在るの戒を犯し、多欲の求を動かし、孫生が両頭の蛇を見て決断せるに効うこと能わず、乃ち鄭子が九尾の狐に逢いて愛憐するが如くなるを致す。
— 田中貢太郎 『牡丹燈記』 青空文庫
その邪鬼の口供の概略をあげてみると 喬生は、伏して念う、某、室を喪って鰥居し、門に倚って独り立ち、色に在るの戒を犯し、多欲の求を動かし、孫生が両頭の蛇を見て決断せるに傚うこと能わず、乃ち鄭子が九尾の狐に逢いて愛憐するが如くなるを致す。
— 田中貢太郎 『牡丹燈籠 牡丹燈記』 青空文庫
銀座を多欲的生活の享楽地としてる人々を謂うのではない。
— 豊島与志雄 『風俗時評』 青空文庫
それにまた、多欲的生活はもう禁物である。
— 豊島与志雄 『上海の渋面』 青空文庫
それ故にこの貴族主義者は、精神的に甚だ多欲なのである。
— 豊島与志雄 『文学精神は言う』 青空文庫
「多欲喪身」という言葉はそれらの人々に与えられるであろう。
— 芥川龍之介 『十本の針』 青空文庫
子の(五)驕氣と多欲と(六)態色と(七)淫志とを去れ。
— 老莊申韓列傳第三 『國譯史記列傳』 青空文庫
わしに対して、良賈は深く蔵して空しきが如く、君子は盛徳があって、容貌愚なるが如しと誡め、また、驕気と、多欲と、態色と、淫志を去れと教えてくれたが、まだ若かったわしにとっては、たしかに適切な言葉であったと、今でも感謝している。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
作例 · 標準
人間の多欲は、時に破滅を招く。
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彼は多欲な性格で、もっと多くのものを求めた。
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「そんなに多欲になってはいけないよ。」と母が諭した。
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