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小工

しょうく
名詞
1
標準
文例 · 用例
戰爭の爲に出來たらしい小工場が到處に小規模な生産をやつて居る。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
」 また眉を顰めたが、「小工面に貸本へ表紙をかぶせておりましたのをごらんなさいまして、――「辻町のやつ、まだ単行が出来ないんだ。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
戦争のためにできたらしい小工場が至るところに小規模な生産をやっている。
寺田寅彦 写生紀行 青空文庫
その女は今は近所に住んでいる小工面のよいある大工に嫁入りしていた。
徳田秋声 青空文庫
ギュッ/\させられている小工場は別として、何千、何万の労働者を使っている高度に発達した大工場となると、とても容易でないのだ。
小林多喜二 工場細胞 青空文庫
この「婦女の鑑」にも技術家尊重の気風は強調されていて、種々の波瀾ののち絹糸輸出のために秀子が小工場をおこし、貧家の女子供らをそこに働かしていくらかの給料のほかに朝夜二食を与え、子供のために工場の幼稚園をつくり、三つから十までの子供の世話をするようにすることで大団円となっているのである。
宮本百合子 婦人と文学 青空文庫
フランスが反ファシズム運動としての人民戦線、文化擁護運動を世界に提唱したときから、すべての人民層は、インテリゲンツィア、中小工業者までをふくめて、自身の生存権のためにたたかわなければならなくなった。
――創造と評論活動の問題―― 両輪 青空文庫
重工業の大工場は今更ラジオとさわぎはしないのであるし、景気の煽りで夜業しているような民間小工場では、ラジオをきいている暇もない、であろうから。
宮本百合子 「ラジオ黄金時代」の底潮 青空文庫