幻辞.com

名詞
1
標準
文例 · 用例
どうぎ合わしても病友の生涯の継ぎ伸ばしにはならない。
岡本かの子 食魔 青空文庫
一度は藤川から出発し岡崎で藤吉郎の矢の橋を見物し、池鯉鮒の町はずれに在る八つ橋の古趾を探ねようというのであった。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
や「カピトリウム」に登り、「トラステヱエル」(河東の地なり、テヱエル河の東岸に當れる羅馬の一部を謂ふ)に渡らんこと思ひも掛けざりき。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
や彼人は物に怯るゝこと鹿子の如く、同じ席に列るものもたやすく近づくこと能はざるを奈何せん。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
しかし声高く語り合うこともなく、てや絃歌の響などは起らなかった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
や逍遙子は古人にあらざるを以て、その一旦擲ちたる椽大の筆を、再びとり上ぐることを得べきをや。
森鴎外 柵草紙の山房論文 青空文庫
や逍遙子は早くよりハルトマンが無意識哲學を帳中の祕となしたるをば、我に語りしものあるをや。
森鴎外 柵草紙の山房論文 青空文庫
や月ごとに数十金を捐てて無用の淫書を買ふは、わたくしの能く耐ふる所でない。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫