湯女
ゆな
名詞
標準
women who assist bathers at hot-springs resorts
文例 · 用例
帝展以外の方面もひっくるめてやっと思い出しのが龍子の「二荒山の絵巻」、誰かの「竹取物語」、百穂の二、三の作、麦僊の「湯女」などがある。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
さう云へば、大概の阿片窟には阿片吸飮を世話する若い女がゐること、日本の徳川時代の或る種の風呂屋の湯女の如く無論その正體は賣笑婦なのだ。
— 南部修太郎 『阿片の味』 青空文庫
軒前には、駄菓子|店、甘酒の店、飴の湯、水菓子の夜店が並んで、客も集れば、湯女も掛ける。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
――ああ、その時お光のかぶったのは、小児の鳥打帽であったのに―― 黒い外套を来た湯女が、総湯の前で、殺された、刺された風説は、山中、片山津、粟津、大聖寺まで、電車で人とともに飛んでたちまち響いた。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
娘はふとすると、湯女などであったかも知れないです。
— 泉鏡花 『薬草取』 青空文庫
其の比喜多村さんは、道頓堀の旭座で吉原心中のことを執りあつかった芝居をやっていたが、それには泉鏡花氏の湯女の魂の一節を髣髴さするものがあった。
— 田中貢太郎 『とんだ屋の客』 青空文庫
湯女の魂は汽車がトンネルに入ると傍に女が見えたり、汽車を降りると車夫が、「お二人さまでいかがです」と、云うような、一人であるいているにもかかわらず、第三者には伴のあるように見えると云うようなことのある奇怪な小説であるが、其の芝居の最中、とんだ屋の客で喜多村さんを贔屓にしているものがあった。
— 田中貢太郎 『とんだ屋の客』 青空文庫
其の客が某日、校書を伴れて見物に来ていたが、芝居がはねると喜多村さんを伴れて、いっしょにとんだ屋へ往って飯を喫うことになったところで、其の席にいた老妓が其のときやっていた芝居の筋を聞くので、喜多村さんはまず湯女の魂の話からして聞かせた。
— 田中貢太郎 『とんだ屋の客』 青空文庫
作例 · 標準
昔の温泉地では、湯女が客をもてなしていたという話を聞いた。
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湯女の歴史は古く、江戸時代にはすでに存在していた。
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彼女は湯女の仕事をしながら、客の悩みを聞いていたそうだ。
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標準
bathhouse prostitute
作例 · 標準
江戸時代の湯女の中には、遊女として働いた者もいたとされる。
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湯女は、当時の庶民文化の一部であった。
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湯女の暮らしは、必ずしも楽なものではなかっただろう。
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ウィキペディア
湯女(ゆな)は、江戸時代初期の都市において、銭湯で垢すりや髪すきのサービスを提供した女性である。
出典: 湯女 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0