登山客
とざんきゃく
名詞
標準
mountain climber
文例 · 用例
その時分上高地峡谷に入る人は、猟師の外に、稀に飛騨の蒲田谷から、焼岳を越えて来るか、あるいはその反対を行く旅人を見るに過ぎなかったのであろうと想像されるが、今日では夏日になれば、登山客がこの谷に多く群集して、数十年来の谷の主、老猟師嘉門次に呆れた眼を※らせるようになった。
— 小島烏水 『上高地風景保護論』 青空文庫
それに一時はアルプスの登山客で大変だそうだ。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
千とか二千とかいう登山客が今日は大喜びでその山を這い登り這い下りしているのであろうと思いながら仰いでいるとそぞろにその晴れたあらわな山の姿に微笑が湧く。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
その月も中ごろになると紅葉見物の登山客がふえて来た。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
入國者の少ないこの夏でも、登山客は相當の數にのぼつてゐるものと思はれる。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
山上の紅葉はもう散ってしまっていたので、登山客は殆どなく、その日の正午大鳥居で自動車を下りたものはたった私一人だった。
— 杉田久女 『英彦山に登る』 青空文庫
毎日のように登山客があった。
— 豊島与志雄 『憑きもの』 青空文庫
結局、大宮には登山客が雜沓するだらうから泊らないといふことだけをきめて、大宮から富士驛までの切符を買つた。
— 野上豐一郎 『湖水めぐり』 青空文庫
作例 · 標準
紅葉シーズンを迎えた富士山には、色づく山肌を求めて大勢の登山客が詰めかけている。
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麓の売店では、登山口に向かう登山客たちが行動食や地図を買い揃えていた。
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急な雷雨に見舞われ、登山客たちは近くの山小屋へ慌てて避難を開始した。
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