暮雪
ぼせつ
名詞
標準
twilight snowfall
文例 · 用例
今の何々八景といふのは、白石手簡に八景のはじめは宋人か元人かにて宋復古と申す畫工云々とあるが、それは夢溪筆談に出てゐる度支員外郎|宋迪の事で、平沙落雁、遠浦歸帆、山中晴嵐、江天暮雪、洞庭秋月、瀟湘夜雨、煙寺晩鐘、漁村夕照、之を八景といつて得意の畫であつたといふのである。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
呼物の主なものとして、虚堂墨蹟、馬麟寒山拾得、牧渓江天暮雪、大名物瓢箪茶入などが挙げてあった。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
所謂近江八景は「比良の暮雪」のほかは、多く湖南に屬する地點を撰んで名附けてあるが、今日の如く西洋文明の利器に涜されない時代には、その邊の風景も落着いてゐて一層雅趣が豐であつたかも知れぬ。
— 琵琶湖めぐり 『湖光島影』 青空文庫
一は伯父を喜ばせようという一心にのぼせつめている、一はわが腹をみたそうという欲望に気狂わしくなっている。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れ時、窓の外には静かに暮雪が舞い始めていた。
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山里の冬は早く、暮雪が降るとあたりは一気に静寂に包まれる。
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暮雪に染まる古い寺の屋根は、幻想的な美しさだった。
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