軽兵
けいへい
名詞
標準
文例 · 用例
水守を出た千人ぢかい軽兵と騎馬隊が、豊田へ向って行った。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
将門、謀ヲシテ、我ガ上京ヲ知リ、軽兵百余騎、疾風ノ如ク追躡シ来ル。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
軽兵をもって、遠く迂回し、まず彼らの背後の弱点を衝き落せば、全軍の士気たちまち乱れ立って……お味方の」「これ、これッ、忠次。
— 第五分冊 『新書太閤記』 青空文庫
令一下、寄手の軽兵は、町々へ放火しだした。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
城兵は、炎煙に紛れて突出し、到る処で、寄手の軽兵のうしろへ廻り、箇々に包囲して、鏖殺にするの策に出た。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
心耳と機眼 互いに軽兵を出して、諸所に、奇襲逆襲の交綏はあったが、桑名攻守の両軍のあいだには、依然、大戦闘はなかった。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
彼は率然と、若年一軽兵の頃の体験を、その肉体に思い出したらしい。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
それと先駆を争う黒具足の群れや、雑多な軽兵も――たちまち近づき、距離をつめあって、槍隊と槍隊との、接戦になった。
— 第十分冊 『新書太閤記』 青空文庫