稠坐
稠坐
名詞
標準
文例 · 用例
韓太子が主で、公爵を從にして待遇しようとした河島長官は、衆人|稠坐而も藝者などが澤山ゐる中で、公爵から叱り附けられた。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
無事に下山して来て、日に焼けた紫外線光背面を衆人|稠坐の中にツン出し、オイどうだ!
— 河東碧梧桐 『登山は冒険なり』 青空文庫
彼れ人に対して真率、漫に辺幅を飾らず、然れども広人|稠坐の裡、自ら一種の正気、人を圧するものありしという。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
御手違いを、召さるなよ』 諸侯の稠坐している溜りの方へ向って、大声に、喚いて捨てたのである。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫