墨画
ぼくが
名詞
標準
India-ink drawing
文例 · 用例
本は墨画を見ての作であつた。
— 北原白秋 『文庫版『雀の卵』覚書』 青空文庫
この渓谷のいさぎよくして閑かな、またこの重畳たる岩峭の不壊力と重圧とは極めて蒼古な墨画風の景情である。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
雪舟(室町時代の水墨画家)は唯一人であり尾形乾山(江戸時代の陶工)は唯一人であるが、雪舟の画を破り棄てる人、乾山の皿を毀損する人は、何十人何百人何千人と有る理屈であるから、剋殺を躊躇わない人ほど実に無価値な者は世にないのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
俗気なき人と碁をかこみて、黄昏に至りて、碁の目見えわかねば、しばし子を下す手をとゞめて、浮世の外のこと語らふほどに、眉目いつしかあきらかになれるに、顧みれば梅が枝まるまどにうつりて、さながら一幅の墨画の如し。
— 大町桂月 『月譜』 青空文庫
この寺にて余の坐り居たる傍に二枚折の屏風ありて墨画あり。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
墨画ども多き画帖の中に彩色のはつきりしたる画を見出したらんは万緑叢中紅一点の趣あり。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
竪幅二掛一対墨画十六羅漢明兆画とありて印なし。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
だから日本画の技術のみを習得した画家には絶対に油絵は早速試みることは出来ないが、洋画家はちょっと道楽に日本画の墨画を試みてもまずいながらも成功する例が沢山ある。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
作例 · 標準
禅寺の襖に描かれたダイナミックな墨画を眺めていると、その余白の美しさに圧倒される。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
雪舟によって描かれた有名な墨画は、水墨画の最高傑作として今も多くの人々を魅了し続けている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
墨画のワークショップに参加して、筆の勢いだけで竹の葉を表現する難しさを実感した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview