大旗
たいき
名詞
標準
文例 · 用例
「あの、大旗が濡れてはならぬが、降りもせまいかな。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
裸体に、被いて、大旗の下を行く三人の姿は、神官の目に、実に、紅玉、碧玉、金剛石、真珠、珊瑚を星のごとく鏤めた羅綾のごとく見えたのである。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
たま/\旋風突発して、南軍の大将の大旗を折る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
「許せよ」 駕籠から降りて鷹揚にいいながら、ずいと店先へはいっていったものでしたから、男まえといい、貫禄といい、番町あたりの大旗本とでも目きき違いをしたのでしょう。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
事件は一口にいうと小さなお家騒動で、青まゆの女の夫こそは、右門が彼女をご大家のお後室さまとにらんだとおり、いにしえはれっきとした二千石取りの大旗本でありました。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
そして森の中には白い二本の大旗が立った。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
海軍記念日、大旗小旗がへんぽんとしてうつくしい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
左は浪高く狂へる中に檣砕け甲板死屍を積める二三の廃艦を浮べたる露国最後の運命の海にして、右には、落日大旗を照し、壮士惨として驕らざる北満洲の天地を描き出せる也。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
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大旗(だいき)は、将棋の駒の一つ。本将棋にはなく、大局将棋に存在する。
出典: 大旗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0