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辛く

つらく
副詞頻度ランク #11610 · 青空 0
1
標準
harshly
文例 · 用例
〔雪とひのきの坂上に〕宮沢賢治雪とひのきの坂上に粗き板もてゴシックを辛く畳みて写真師の聖のねぐらを営みぬぼたと名づくる雪ふりていましめさけぶ橇のこらよきデュイエットうちふるひひかりて暮るゝガラス屋根
宮沢賢治 〔雪とひのきの坂上に〕 青空文庫
斯かる時芸術家が、否応なしに逐ひやられるのは風物の方へであり、世間がセチ辛くなればなる程、詩の方は却て浮世離れがして来るなぞといふことも、ありさうでないことではない。
中原中也 詩と現代 青空文庫
「お母さん、自分がむしやくしやするからつて子供にまで辛く当らなかつたつて……」「またあんたが出て来て事を大きにしてもらつてはお母さんが何時も真中で一番困るから。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
とかく浮世は辛いといふことは屡々浮世は辛くなければならぬといふやうにして発音されるのである。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
浮世とて、辛くなくてすめば辛くない方がよいのである。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
それは僕にとって非常に辛く、客と両方への気兼ねのために、神経をひどく疲らせる仕末だった。
萩原朔太郎 僕の孤独癖について 青空文庫
レールに近く養蚕広告のペンキ塗の看板が、鉛のような鉱物性の色をして、硬く平ったく烈しい日の光に向って立っていたが、汽車と擦れ違いさまに、仆れそうになって、辛くも踏み止まった。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
家主も、世智辛くなつたと見えて、空家の分割貸しを始めやがつた。
葉山嘉樹 遺言文学 青空文庫
作例 · 標準
彼はかつての自分と同じ過ちを犯した若者を、辛く批判した。
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冬の寒さが辛く身に染みる夜は、温かいスープが何よりの贅沢だ。
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人生を辛く苦しいものと捉えるか、楽しみを見出すかは自分次第だ。
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辛く(つらく) — 幻辞.com