陳
ひね
名詞頻度ランク #12639 · 青空 1704 例
標準
becoming old
文例 · 用例
窮地に陥つた校長は、遂に如何にすべきか、文部省迄陳情して来ました。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
陳述、私は明治四十年四月の末に生れ、その年十一月三日に郷里を母と母方の祖母と三人で立ち、四日乗船、六日大連着、そこで父に出迎へられ、(その父も今は亡き数、――安らかなれかし!
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
博識の人が、おのれの知識を機会ある毎に、のこりなく開陳するというのは、極めて自然の事で、少しも怪しむに及ばぬ筈であるが、世の中は、おかしなもので、自己の知っている事の十分の一以上を発表すると、その発表者を物知りぶるといって非難する。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
私たち不勉強の学生たちを気の毒に思い、彼の知識の全部を公開する事は慎しみ、わずかに十分の三、あるいは四、五、六くらいのところまで開陳して、あとの大部分の知識は胸中深く蔵して在るつもりでいたのだろうけれども、それでも、どうも、周囲の学生たちは閉口した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
ああ、もう東京はいやだ、殺風景すぎる、僕は北京に行きたい、世界で一ばん古い都だ、あの都こそ、僕の性格に適しているのだ、なぜといえば、――と、れいの該博の知識の十分の七くらいを縷々と私に陳述して、そうして間もなく飄然と渡支した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
ああ、けれども人は、その知識の十分の一以上を開陳するものではない。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
即ち前代プランが漸く陳腐に感じられつつある。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
西郷の銅像の後ろから黒門の前へぬけて動物園の方へ曲ると外国の水兵が人力と何か八釜しく云って直ぶみをしていたが話が纏まらなかったと見えて間もなく商品陳列所の方へ行ってしまった。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
作例 · 標準
「このお菓子、少し陳が来ているような味がするね」
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陳びた風情のある古い町並みを、ゆっくりと散策した。
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押し入れの奥から、陳びたアルバムが出てきた。
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標準
grain or plant harvested more than a year ago
作例 · 標準
陳の米は新米に比べて粘りがないが、チャーハンには適している。
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市場で、去年の収穫物である陳の豆を安く手に入れた。
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陳の種をまいてみたが、芽が出るかどうかは分からない。
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