突きのける
つきのける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to thrust aside
文例 · 用例
「伝六待てッ」と走って来た敬四郎伝六を突きのける。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
空いたところがある」 鳶色の髪をフランス刈りにしたマネージャーが、人を突きのけるようにして、かの女等親子を導いて、いま食卓の卓布の上からギャルソンが、しきりにパン屑をはたき落している大テーブルへ連れて行った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
彼はその女を突きのけるようにして外へ飛びだした。
— 田中貢太郎 『蟇の血』 青空文庫
彼はその女を突きのけるやうにして外へと飛び出した。
— 田中貢太郎 『蟇の血』 青空文庫
そして胸の所に何か突きのけるような具合に手をあげたまま、ぴったりと立ち止まってしまった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
が、彼女は彼を突きのけると急に海草の上から身を起して、「御父様が呼んでゐます。
— 芥川龍之介 『老いたる素戔嗚尊』 青空文庫
」 私は慌てて、お信さんをその胸のあたりで突きのけるやうにした。
— 加能作次郎 『乳の匂ひ』 青空文庫
(接吻しようとする) 小町 (突きのける)いけません。
— 芥川龍之介 『二人小町』 青空文庫
作例 · 標準
彼は邪魔な荷物を突きのけて、狭い道を進んだ。
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群衆の中から彼を突きのけて、前に出るのは困難だった。
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「どけ!」と叫びながら、彼は通行人を突きのけた。
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