若やぐ
わかやぐ
動詞-五段-ガ行動詞-自動詞
標準
to act young
文例 · 用例
それは翁の心に僅かに残っている若やぐものに触れた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
すると、さも嬉しそうに莞爾してその時だけは初々しゅう年紀も七ツ八ツ若やぐばかり、処女の羞を含んで下を向いた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
苦しく思ふ反面、生命の張りを感じて字に対する熱情が若やぐのである。
— 岡本かの子 『私の書に就ての追憶』 青空文庫
すると然も嬉しさうに莞爾して其時だけは初々しう年紀も七ツ八ツ若やぐばかり、処女の羞を含んで下を向いた。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
聞け、今、巷に喘げる塵の疾風よせ来て、若やぐ生命の森の精の聖きを攻むやと、終日、啄木鳥、巡りて警告夏樹の髄にきざむ。
— 石川啄木 『詩』 青空文庫
みつは・みぬまと若やぐ霊力とを、いろいろな形にくみ合せて解釈してくる。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
ともかくやはり「若やぐ(若がへるよりも軽い意で)様に」との水浴びで、唯の「洗ふ」「浄める」ではありますまい。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
硬ばった額の皮膚を、毳のありそうな柔かい薄い皮膚に代え、眼の奥の潤みを多くし、唇の肉付を薄め、指の節をまるめ、爪の生え際の深みを浅くし、首筋の肉をぼやぼやとさせれば、それで若やぐのだったから。
— 豊島与志雄 『小説中の女』 青空文庫
作例 · 標準
新しい服を着て髪型を変えただけで、気持ちが10歳も若やいだ気分になる。
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同窓会で旧友たちと再会し、皆が学生時代に戻ったかのように若やいで見えた。
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孫と公園で遊んでいると、自分まで童心に返って心が若やぐのを感じる。
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