電髪
でんぱつ
名詞
標準
perm (hairstyle)
文例 · 用例
さっそく電髪屋に行って、髪の手入れも致しましたし、お化粧品も取りそろえまして、着物を縫い直したり、また、おかみさんから新しい白足袋を二足もいただき、これまでの胸の中の重苦しい思いが、きれいに拭い去られた感じでした。
— 太宰治 『ヴィヨンの妻』 青空文庫
なにごとも工夫ひとつで――むしゃむしゃの電髪も、このように「日本美」というものを根底に置いて考えれば、実に立派な美的な髪が生まれるのである。
— 上村松園 『車中有感』 青空文庫
私にはどういう次第か、あの電髪というものがぴんとこない。
— 上村松園 『髷』 青空文庫
そこは言ふまでもなく電髪の婦人がゐて、ショパンもジャズも鳴りひゞいてゐる。
— 坂口安吾 『風人録』 青空文庫
けれども場所柄に順つて、ひとりの電髪婦人を膝の上にのせてゐる。
— 坂口安吾 『風人録』 青空文庫
電髪婦人も数あるうちには性来モーローとして無口の婦人もあるのであつたが、男の膝の上に乗つかつて二時間も黙つてゐるのは既に性質の領域でなく悟道に関する問題である。
— 坂口安吾 『風人録』 青空文庫
思いのほか、電髪に手間どられて、外へ出たときは、いつしか西の方の空が、わずかに淡紅色をして、日が暮れていました。
— 小川未明 『だまされた娘とちょうの話』 青空文庫
それが天然の髪だとすれば余程ふしぎな髪の毛であるが、あとで思ひ合はせてみると、それは電髪なるもののそもそもの原始形態だつたらしいのである。
— 神西清 『灰色の眼の女』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は気分転換に美容院で電髪をかけた。
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昔の映画を見ると、流行の電髪スタイルがよくわかる。
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母は若い頃、いつもパーマ、いや、電髪をかけていたと言っていた。
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