遡源
さくげん異読 そげん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
going to the source
文例 · 用例
我々に知れるのは、ある遡源態度の到達点だけです。
— 折口信夫 『日本芸能の特殊性』 青空文庫
当然これはしかあるべきもので、普通の場合にそれを社会的条件にまで遡源させて見ない方が間違っているのだ。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
そうしないと、社会の歴史的過程を吾々は展開も出来なければ遡源も出来ないだろう、社会の歴史的認識も社会に於ける政治的実践も不可能となるのである。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
供物から溯源して見た春のまれびとは、主體及び其餘の群衆を考へて居たこともあるのは明らかである。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
現在或は近世の神社行事の溯源的な研究の結果と、古代信仰の記録とを竝べて考へて行くと、一番單純になりきつたのは、海濱の村の生活の印象である。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
私の態度には又、溯源的に時代を逆に見てゆく処も交つてゐる。
— 折口信夫 『古代研究 追ひ書き』 青空文庫
「をし(惜)」「をしむ」から還元して「をし」を「愛し」と感じることは、決して古義を溯源することにならない。
— ――語尾「し」の発生―― 『形容詞の論』 青空文庫
ほかひ「ほかひゞと」又は、時としては、――後世の方言==ある時代には標準語だつたらう==を溯源することによつて、知られる――「ほぎひと(>ほいと)」と言はれてゐる語が、海人部曲その他の神人の教へとその儀礼なる祓除法と、其からその芸能としての歌・物語又は舞踊・演劇とを携へ廻つたことを示してゐる。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
作例 · 標準
この研究は、問題の遡源を試みるものだ。
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彼の歴史観は、常に物事の遡源を求める姿勢にある。
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言語の起源を遡源することは、非常に困難な作業だ。
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