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貴賎

きせん
名詞
1
標準
文例 · 用例
むかし呂洞賓という仙人は、仙道成就しても天に昇ったきりにならずに、何時迄も此世に化現遊戯して塵界の男女貴賎を点化したということで、唐から宋へかけて処処方方に詩歌だの事跡だのを遺して居り、宋の人の間には其信仰が普遍で、既に蘇東坡の文にさえ用いられているし、今でも法を修して喚べば出て来ると思われている。
幸田露伴 連環記 青空文庫
死に面しては、貴賎・貧富も、善悪・邪正も、知恵・賢不肖も、平等一如である。
幸徳秋水 死刑の前 青空文庫